

Windows 11の26H2が登場。更新する前に写真・仕事のデータを守る準備を
秋の心地よい風が吹き、朝晩は少し肌寒さを感じるようになってまいりました。静岡県西部・中部で日々お仕事や在宅勤務に励んでいらっしゃる皆様、そして地域の小規模事業者の皆様、パソコンの調子はいかがでしょうか。10月に入ると、年末に向けてお仕事のスケジュールも徐々に忙しくなり始める頃だと思います。そんな中、お使いのパソコンに大きな変化が訪れようとしています。
実は、パソコンの基本ソフトであるWindows 11の新しい更新プログラム「Windows 11 2026 Update(バージョン26H2)」が公開されました。この大きな更新は、パソコンを安全に使い続けるために大切なものですが、何も準備せずに進めてしまうと、思わぬトラブルに見舞われて仕事が止まってしまうことがあります。今回は、大切な写真や仕事のデータをしっかり守りながら、安心して新しい更新を迎えるための準備についてご紹介いたします。
Windows 11の新しい更新「26H2」とは?
アメリカのマイクロソフト社から、2026年9月29日に「Windows 11 2026 Update(バージョン26H2)」の提供が開始されたことが発表されました(確認日:2026年10月4日)。今回の更新は、現在24H2または25H2を使用している、対象条件を満たすパソコンが対象となります。ただし、世界中のすべてのパソコンに一斉に届くわけではありません。不具合を防ぐために、段階的に少しずつ配信される仕組みになっています。
お使いのパソコンによっては、互換性の問題などにより、安全が確認されるまで更新の配信が一時的に保留されることもあります。「隣の人のパソコンには届いたのに、自分にはまだ届かない」という場合でも、段階配信や互換性の確認などが理由の場合があります。焦って無理にインストールしようとせず、通常の毎月の安全確認用アップデート(月例更新)を行いながら、ご自身のパソコンに順番が回ってくるのをゆっくり待ちましょう。
大切な写真や仕事のデータを守る「バックアップ」
パソコンの大きな更新を行う前に、最も重要なのが「データの保存(バックアップ)」です。更新中の予期しないトラブルに備えるため、作業を始める前に、大切なデータを別の安全な場所にコピーしておく必要があります。
たとえば、ご家族やお孫さんとの大切な写真、これまでの取引先とやり取りした見積書や請求書などの仕事のデータを、パソコン本体とは別の「USBメモリ」や「外付けハードディスク」といった機器にコピーしておきます。このとき、単にコピーするだけでなく、実際にそのUSBメモリ等を別のパソコンに差し込むなどして、中のファイルがきちんと開けるか確認することが大切です。コピーしただけで、実はデータが壊れていて開けなかったという事態を防ぐためです。
プリンターや仕事用ソフトの対応状況を事前に確認する
パソコン本体だけでなく、普段一緒に使っている周辺機器やソフトウェアにも注意が必要です。たとえば、ご自宅や事務所で使っているプリンターや、日々の取引に欠かせない会計ソフト、請求書作成ソフトなどが、新しいバージョンである「26H2」で問題なく動くかどうか、事前にメーカーのホームページなどで確認しておきましょう。対応していない状態で更新してしまうと、突然印刷ができなくなったり、ソフトが開かなくなったりして業務に支障が出る可能性があります。
また、更新作業を行う際は、必ずパソコンを電源(ACアダプター)につないで、途中で電気切れにならないようにしてください。必要な時間は機器の状態や通信環境で変わるため、終了時刻を決めつけず余裕を持って準備しましょう。そのため、大切なお仕事の最中に更新を始めるのは避けましょう。週末の前や、次の日にパソコンを使わない日の夜など、時間と心に十分な余裕があるときに行うのが一番の安全策です。
ご自身のパソコンの状態を確認する方法と相談の目安
それでは、最初にできる簡単な確認をしてみましょう。まずはお使いのパソコンが今どのような状態にあるかを見てみます。タスクバーのスタートボタンから「設定(歯車のマーク)」を開き、「システム」を選んでから一番下にある「バージョン情報」をクリックします。ここで現在のバージョンが表示されます。さらに、「設定」の中にある「Windows Update(ウィンドウズ アップデート)」を開くと、新しい「26H2」の更新が届いているかどうかが確認できます。
もし、お勤め先の会社で一括管理されているパソコンの場合は、ご自身で判断せず、まずは会社のシステム管理者の方に相談してください。更新がまだ表示されない場合も、通常の月例更新を続け、公式の配信状況を確認しましょう。年末の忙しい時期に慌てないよう、今からバックアップと周辺機器の確認を進め、もし「操作が不安」「自分でやるのは心配」と感じられたら、お近くの専門の店舗までお気軽にご相談ください。
参考情報(公開前に確認)
Microsoft公式発表:https://blogs.windows.com/windowsexperience/2026/09/29/how-to-get-windows-11-2026-update/
ご相談・店舗案内
磐田店:静岡県磐田市森下1005-7
藤枝店:静岡県藤枝市小石川町2-12-15ポケットタウン1F
共通フリーダイヤル:0120-939-526
2026年10月16日追記:音声アプリの不具合修正
【2026年10月16日追記】
Microsoftが10月13日(米国時間)に公開した更新KB5127648で、AC-3(Dolby Digital)音声を使う一部アプリが突然終了する問題が修正されました。対象はWindows 11の24H2・25H2・26H2です。
大切なデータをバックアップし、作業中の書類を保存してから「設定 → Windows Update」で更新を確認し、必要な再起動まで完了してください。会社管理のPCは管理担当者に確認しましょう。USB音声機器など別の既知の問題もあり、音声関連の不具合がすべて解消したという意味ではありません。












